畑で考えたことをお伝えしていきます。


by momota0110
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『ミミズと土と有機農業』(中村好男/創森社)

「地球の虫」のはたらき

・ よい土だからミミズがいるのでしょうか?それとも、ミミズがよい土にしたのでしょうか?
・ ミミズは「地球の虫」
・ 健康な作物は土でこそ育ち、あわせて、作物の病害は土で防ぐことができる
・ 土の生き物の存在を尊重する土壌圏活用型農法が必要
・ 「大地の腸」、「地球の虫」
・ ダーウィンとミミズ研究
・ いろいろな酵素による多様な食性
・ 微生物とミミズの複雑な関連
・ ミミズの最大の敵はモグラ
・ 自然の鍬
・ 枯れ葉や作物残渣と土をかき混ぜる

・ ミミズによる作物への影響
 1.草丈が伸びる、収量が高まる。
 2.カルシウムが多くなる。
 3.病気が防げる。

・ ミミズによる土の性質への影響
 1.やわらかく、通水性、通気性がよくなる(物理性の改善)
 2.肥料要素を吸収しやすくなる(化学性の改善)
 3.土壌生物の多様性が高まる(生物性の改善)

・ ミミズ糞は黄金の土
・ ミミズ糞には生長促進物質が含まれる
・ ミミズ糞は団粒そのもの
・ 微生物と小動物の住処としての糞
・ 地表のミミズ糞はほんのわずか
・ ミミズの尿は窒素供給源
・ 作物根が伸長しやすくなる
・ 分解作用には微生物やミミズが必要
・ 腐植化を早める
・ 草地では根群層と家畜糞を破壊する
・ 作物根による栄養素の吸収を助ける
・ 窒素の無機化を促進する
・ 根粒菌(窒素固定菌)の活性を高める
・ ミミズは根粒菌を体表面に付着させたり、腸に保存したりすることによって、土の深いところや作物の根近くへ運ぶことができる。
・ リンを回収する
・ 菌根菌を運ぶ
・ カルシウムを再形成する
・ カリウムのイオン化のはたらき
・ 作物根を病害虫の攻撃から防ぐ
・ ミミズ糞やミミズの活動により作られた孔は、他の土壌生物の多様性を高める
・ ミミズの糞は微生物や小動物の住処として活用される
・ 窒素成分と植物残渣が塗りこまれたミミズの孔の壁には、窒素固定菌などの微生物が繁殖する
・ ミミズの腸は微生物を選別し、育てる
・ ミミズの死体は速やかに窒素と化し、土に吸収される
・ 土壌圏活用型農業の要
・ ミミズは健康な土作りの担い手
・ 「管理」が行き届いた耕地でミミズを見つけることは少ない
・ 耕起、伐採などによる生息場のかく乱
・ 枯れ葉層の消失や、単一作物の栽培などによる餌やすみ場としての有機物の量と質の低下
・ 化成肥料、農薬などの化学物質の使用による死傷
・ 堆肥に対するミミズの関与
・ 遊休地(耕作放棄地)の活用
・ 畑地にミミズを呼び戻す
・ 土壌動物相の多様性を高める
・ 生息場のかく乱がなく、餌となる有機物が常にあるなど、ミミズの生活場を安定化する
・ 餌、水分、温度など生息場の多様性を高める
・ 草地はミミズのすみ場として適している
・ 畑地をいかに草地の条件に近づけるか
・ 耕起しない
・ 地表面に完熟たい肥を、その上に作物残渣や枯れ葉のような分解しにくいものをのせ、二重の被覆構造を作る
・ 不耕起状態を長期間維持する
・ 不耕起栽培を継続すると、ミミズ生息密度が高まり、作物の生育に適した土の物理的、化学的条件が改良される
・ 健康な食べ物は、健康な土から
・ 土壌圏活用型の有機農法への転換
・ いっぺんに転換するには無理がある

結論
・ 不耕起状態を長期間維持し、ミミズをはじめとする土壌生物に住みやすい環境を整備、拡充する
・ 慣行栽培の畑地からの転換にはある程度の期間が必要となるので、耕作放棄地の活用を考える


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by momota0110 | 2012-10-28 18:39 | 晴耕雨読