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畑で考えたことをお伝えしていきます。


by momota0110
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土の力を引き出せば、農薬・肥料はいらない。

自然栽培のリンゴができるまでにものすごく苦労されている話です。
無農薬・無肥料には大変興味があるところですが、「果たして生業としてやれるか?」と聞かれると自信を持って「やってみます」とは、なかなか言えません。

ともあれ、とても参考になった本だし、随所に泣ける部分もありました。


keyword
・ 『わら一本の革命』
・ 『有機農法』
・ かまど消し
・ 食べたことがないお父さんのリンゴ
・ 出稼ぎ
・ 虫との戦い
・ 大豆で土地改良
・ なんともいえない土の匂い
・ 生命が溢れ、すべてが循環している
・ 下草を刈るのをやめる
・ 山の環境を再現する
・ 山の自然は何の肥料もやっていない
・ 夏の畑の地温は24度
・ ミミズの糞
・ 仕事に貴賎なし
・ 大豆は5年蒔いてやめた
・ リンゴ裁判
・ 腐らない野菜
・ 自然のものは枯れる、人が作ったものは腐る
・ 有機農業だから安全というわけではない
・ 硝酸態窒素の危険性
・ 肥料をやらない方が根が太い
・ 機械に頼ってはいけない
・ 土には浄化作用がある
・ すべて観察から始まる
・ 山の土には窒素、リン酸、カリはほとんどない
・ 人間は土の生態系を壊している
・ 土の温度を測る
・ 秋になったら草を刈る
・ 死ぬまで探究
・ 対症療法しか知らない
・ 肥料・農薬の利用を前提に農業の作業体系が成り立っている
・ 日本は、肥料・農薬使用量が世界一多い



# by momota0110 | 2012-10-26 19:50 | 晴耕雨読
『究極の田んぼ』(岩澤信夫著・日本経済新聞出版社)

・ 食糧安全保障
・ 食糧自給率40%
・ 大豆が飢餓を救う
・ 不耕起移植栽培
・ 冬期湛水
・ SRI農法
・ 本当の意味での「持続可能な農業」
・ 資源エネルギーの制約により、農薬も化学肥料もなくなる。
・ 石油がなくなれば、たちまち出来なくなってしまう現代農法
・ 飢餓の時代の到来
・ 自分の健康は、自分で守る
・ 自然と折り合う農業

 桃とぶどうのことばかり考えていましたが、米や大豆も面白そうです。


# by momota0110 | 2012-10-25 09:25 | 晴耕雨読
前掲『不耕起でよみがえる』と同じ著者の本で、内容的にあまり変わりがありませんでした。

とはいえ、私の身近で起こっている事象との関連で納得いくところが結構あります。
・ JAの指導により家畜糞堆肥の施用が奨励されている。
・ それも以前は10aあたり1トンといっていたのが、最近では10aあたり2トンというようになっている。
・ これは、「畑の肥料としてお勧め」というわけではなくて、どうやら堆肥の生産者側の都合によっているものらしい。
・ 牛にしても鶏にしても豚にしても、牧場に放牧して飼育するのではなく、狭い畜舎で大量の飼料を与えて育成している。
・ 飼料はアメリカから余剰穀物の輸入である。
・ 飼料には、防カビ剤、抗酸化剤、抗生物質、抗菌剤など大量の添加物が入っている。
・ 堆肥の成分としては、窒素、リン酸、カリについては、成分表示されているが、その他の副成分について、表示されていない。これは、使う側としては、不安になる問題である。

等々、従来より施用してきた家畜糞堆肥について、安全性の面で考えるべきところに来ているようです。
9月に出た土壌検査の結果をみると、JAの指導に従っているとどうやら肥料の過剰施用になるようなので、勇気をもって、減肥する時期に来ていると思います。

 「自分の子供に何を食べさせるか?」と同様、「畑の肥料をどうするか?」って、結構、悩ましい問題です。


★ 印象に残った言葉
 ・ イネは植える日ではなく、植える時の葉の数が重要である。

『究極の田んぼ』(岩澤信夫著・日本経済新聞出版社)
# by momota0110 | 2012-10-24 19:16 | 晴耕雨読
光合成の化学方程式

6H2O + 6CO2 = C6H12O6 + 6O2
水 + 二酸化炭素 = ブドウ糖 + 酸素

私たちが、美味いとか不味いとか言っている米の原料は、水と空気。
肥料で米を作っていると勘違いしているが、土と水と空気があれば、一定の条件下でイネは米を作ることができる。

「生物資源型農業への道筋

日本の農業は、いずれ来る日のために、エネルギー消費型農業から脱却する必要があります。

冬期湛水と不耕起栽培を組み合わせることにより、将来の日本の農業を支える方法がようやく完成形に近づいて実証され始めた。
物語の主役は、イトミミズやアカムシなど、田んぼに昔から暮らしていて、しかも田んぼを耕していた生き物たちです。この生き物たちの働きが、生物資源型農業と名付ける端緒になったのです。
生物資源型農業は、将来のエネルギー枯渇の時代の対応策として、後世に伝えるべき一つの重要な手段なのです。」

まとめ
・ 肥料、農薬の施用量の抑制
・ 土中生物、微生物の有効活用
・ 本来もっている力を十分に引き出す、邪魔をしない
・ 競馬では、「馬7割、騎手3割」、農業でも「日土水7割、人3割」というところでしょうか?「助長」という言葉を噛みしめて、「助長しない」農業を目指したいと思います。

 さて、不耕起栽培である。草生栽培に麦を撒くということになると結果として覆土、鎮圧という作業が必要になり、どうしても耕起することになってしまいます。
 なんか、よい方法がないでしょうかね?雑草草生栽培しかないのかな?


# by momota0110 | 2012-10-24 08:51 | 晴耕雨読
平成24年10月16日(火) 天気:晴れ

昨日で、桃畑への堆肥撒きは完了しました。
今年は少なめの7t。

今日は、巨峰・ピオーネの園26aに堆肥・エアーポイント50袋900kgを撒きました。
ぶどうは、肥料少なめでOKということですので、量の加減が難しいと感じます。
# by momota0110 | 2012-10-16 12:21 | ぶどう