畑で考えたことをお伝えしていきます。


by momota0110
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『複合汚染』(有吉佐和子/新潮文庫)

かれこれ30年以上前の作品ですが、あまり違和感なく読めるということは、この小説で問題提起されたことが、現代に至ってもあまり改善されていない証左、ということになるかもしれません。

「自他不二というのが、私の宗教でございます。自分と他人は切り離せない。他人あっての自分です。自分も人のためにあるのです。精神と肉体も不二です。切り離すことができません。どんな軽い病気でも、患者が癒す気にならなくては医者は何もできるものではないのです。
医学と農業は、同じ過ちをしているように私は思います。
医者は病気の症状だけ見て、薬を与えるだけ。
農家は害虫だけ見て殺虫剤を使う。
根本的なこと、つまり何故病気になったか、何故害虫がわいたかという最も大切な原因究明を忘れて、現象面での解決を急いだばかりに、今日の医原病と農薬禍を招いたのです。」


人間でも、農作物でも、根本的なところをしっかりやっていくことが大切だと思います。



 
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by momota0110 | 2012-11-14 08:18 | 晴耕雨読